【沖縄】筋力の低下、四肢や体幹の筋れん縮などを起こす沖縄県内特有とされる「沖縄型神経原性筋萎縮症」について、厚生労働省が難病に指定する「球脊髄性筋萎縮症」「脊髄性筋萎縮症」「シャルコー・マリー・トゥース病」の三つの症状と重なる、との見解をまとめたことが19日、分かった。診断基準が明確になったことで、当事者がいずれかの症状に当てはまるとして申請すれば、医療費助成の対象となり得る。

 公明党の秋野公造参院議員が同日、「沖縄型の筋萎縮症が国に疾患として認められた」などと家族会「希(のぞみ)の会」(我如古盛健会長)に報告した。

 同会によると県内には約100人の患者がおり、3月には秋野議員らと厚労省に「沖縄型」の難病指定を要請。だが調査などで長期間かかることが課題だった。我如古会長は「沖縄型に三つの症状があると認められたことは大きい。今後、リハビリや治療に向けた議論ができる」と喜んだ。

 同省の文書には、「沖縄型」に三つの指定難病以外の症状も含まれる可能性があるとして「など」との記載が盛り込まれ、秋野議員は「三つの指定難病以外の症状も医療費助成の対象となり得る」としている。