沖縄県文化観光スポーツ部(前田光幸部長)が21日発表した6月の入域観光客数は61万人で、前年同月比5万2700人(9・5%)増となった。前年同月を上回ったのは33カ月連続。6月の過去最高を記録し、外国客は3カ月連続で単月の過去最高を更新した。国内客と外国客の内訳は外国客が24・5%で、約4人に1人が外国人となった。

 国内客は0・2%減の46万800人。東京、名古屋方面で旅行商品の販売が一部で伸び悩んだことから前年度を下回った。減少に転じるのは3月に続き3カ月ぶり。7月は台風の影響が懸念されるものの、全日本空輸(ANA)の深夜旅客便ギャラクシーフライトの就航や、旅行需要の高まりに向け、各航空会社の増便や機材大型化による路線拡充で堅調に推移する見込み。

 外国客は5万3700人(56・2%)増の14万9200人だった。航空路線の拡充に加え、クルーズ船の寄港が前年同月の8回から15回に増え、空路と海路ともに順調だった。特に中国本土は2万5900人で1万1800人だった前年度と比べ2倍以上に増えた。7月は中国本土の3都市(天津、福州、杭州)からの新規就航による路線拡充と宮古島市・平良港への定期クルーズ船の就航でさらなる増加が期待される。

 韓国は67・5%増で1万9100人だった。中東呼吸器症候群(MERS)の影響により一部の予約キャンセルが生じたが、若年層や個人客の多い格安航空会社(LCC)を中心に堅調に推移したことや、空路の路線拡充で前年同月を上回った。