沖縄電力(浦添市、大嶺満社長)は8月から、沖縄ガス(那覇市、宮城諝(さとし)社長)に天然ガスの販売を始める。液化天然ガス(LNG)を燃料とする吉の浦火力発電所(中城村)から導管で都市ガス用原料として年間約2万トンを供給。沖縄電力のグループ会社・プログレッシブエナジー(宜野湾市、高木直久社長)を含む3社は21日、今後15年間の売買契約を締結した。

 沖縄電力は同発電所内の専用施設でLNGを気化、臭いをつけるなどして製品化。プログレッシブエナジーを通じて、沖縄ガスに販売する。沖縄ガスは同発電所まで伸びた導管網で中城村、西原町、那覇市、浦添市、豊見城市、南風原町の契約者に都市ガスを供給する。

 沖縄電力と沖縄ガスは2011年に締結した「卸ガス供給に係る基本合意書」を踏まえ、売買条件などを協議してきた。