与那原署と那覇署は21日、那覇市に住む80代女性2人が沖縄県や那覇市職員を名乗る男から「還付金手続き」「保険金の払い戻し」などの名目で電話を受け、それぞれ約99万円をだまし取られたと発表した。県警によると、同様の被害は今月3日から7件発生。未遂も新たに4件加わり18件となった。県警はスーパーやコンビニなどのATMの巡回を始め、張り紙でも注意喚起している。

 調べでは、一方の80代女性宅には「保険金の払い戻しがある。いつも利用しているATMに来てください」などと指示が、別の80代女性宅には「後期高齢者医療還付金の手続きをしていない。近くのATMに向かってください」などと電話があった。

 両方とも非通知設定で、携帯電話を持たせ近くのATMに向かうよう誘導されたという。電話の男は還付手続きと信じ込ませた上で、実際には口座間の振り替えを指示していた。