沖縄県内各地で20日から21日にかけて続いた豪雨は、各地で1カ月に降る雨量を1日で上回り、土砂崩れや生活道路の分断などの被害が相次いだ。県防災危機管理課によると21日午後9時現在、県内各地で床上浸水10棟9世帯、床下浸水14棟12世帯を確認。東村や久米島町など県内5カ所で全面通行止めや片側交互通行となり、一時、孤立する集落もあった。

崩れた土砂が道路を越えて海まで流れ出し通行止めになった国道331号=21日午後3時34分、東村平良

 沖縄気象台によると、24時間降水量では、東村平良で21日午前0時10分までに255・5ミリと7月の観測史上、最も多い値を記録した。久米島町北原では同日午前0時40分までに237ミリを観測した。

 気象台は豪雨の原因について「南からの暖かく湿った風や、南西からの風などが沖縄地方上空に集束して停滞したため」と説明。22日以降、天気は回復するが、週末から台風12号の影響が出る見込み。