北谷町浜川のウスクガジュマル(アコウ)が台風9号の影響で枝が折れた。近所に住み、毎日周辺の掃除や草木の手入れをしている玉那覇正清さん(71)によると台風9号が通過した10日午後に、折れているのを見つけたという。

枝が折れた浜川のアコウ=16日午後3時45分ごろ、北谷町浜川

 このアコウは国道58号浜川交差点の西側、浜川ウガン遺跡にあり、県の名木百選にも選ばれている。樹高9メートル、幹回りは気根を含めると10メートルを超え、樹齢は推定100年を超すとされている。折れる前は幹から7~10メートルほど離れたところまで、枝を広げ、濃い影をつくっていたという。

 11年前から周辺の清掃や手入れなどをしている玉那覇さんは「毎日、木からパワーをもらっていた。(枝が折れて)今はなんだか自分も元気がなくなったみたい」と落胆している。

 16日には町が、折れた枝などを片づけた。「ちゃんと手当てして、元通りではなくても元気になってほしい」と玉那覇さん。「浜川の住民は、もっと関心をもって見守ってほしい」と話した。