【国頭】NOP法人どうぶつたちの病院沖縄(うるま市)は23日、国頭村の安波小学校の窓ガラスにぶつかりけがをしていたノグチゲラが回復したとして、小学校の近くの森に放した。ノグチゲラがけがから回復し放鳥される例は珍しく、ことしは初めて。

子どもたちが見守る中、森へ向かって飛び立つノグチゲラ=23日午前10時14分、国頭村安波

 放鳥されたのは、体重126グラムの幼鳥。6月24日、校舎の窓ガラスにぶつかり、校内の木の幹に止まって動けなくなっているのを児童らが発見した。どうぶつたちの病院沖縄と環境省が保護し、治療していた。

 箱から出されたノグチゲラは、児童たちが見守る中、森に向かって勢いよく飛び立った。子どもたちは「家族を連れてまた戻ってくるかな」と、木の幹に止まったノグチゲラをしばらく見つめていた。

 ノグチゲラは国の天然記念物で、環境省レッドリストで最も絶滅の恐れが高い「絶滅危惧1A類」とされている。