小野寺五典防衛相は10日の記者会見で、米海兵隊の輸送機MV22オスプレイの重大事故率が米軍普天間飛行場配備後最悪となったことに「しっかり受け止める必要がある」と述べた。

(資料写真)小野寺五典防衛相

 昨年12月の沖縄県名護市安部での墜落など、1年間で3件の事故が発生していることから、「国内に不安の声があることは十分承知している。運用に際しては安全面の確保が大前提だ」と述べ、米側に最大限の配慮を求める考えを示した。

 小野寺氏は事故率が上がっている背景について、米側の説明として、オスプレイが高度な能力を有していることから最も過酷な飛行環境で運用され、以前の航空機が対応できなかった多くの任務に投入されていると強調した。

 一般的に航空機は開発から時間がたつにつれ、事故率が下がるのではないかとの指摘には、「装備についてはある程度円熟した形だと思う。ただ、その分、新しい任務を付与する訓練を行っているのではないか」との見解を示した。