「コーヒー屋なのに、そばがでーじおいしいどぉー」。そんな話を聞き、行ってみるとハマってしまった。トロットロの軟骨ソーキが自慢の「特製なんこつそば」(680円)、味わい深い自家製みそがリピーターをとりこにする「みそそば」(大650円)が特に、たまらない。

トロットロの軟骨ソーキが自慢の「特製なんこつそば」のセット(780円)

常連客でにぎわう店内で、なじみ客らに気さくに声をかける代表の砂川省吾さん(左)=石垣市登野城

珈琲亭・丸俊商会の場所

トロットロの軟骨ソーキが自慢の「特製なんこつそば」のセット(780円) 常連客でにぎわう店内で、なじみ客らに気さくに声をかける代表の砂川省吾さん(左)=石垣市登野城

珈琲亭・丸俊商会の場所

 「いいでしょ。ずっと人気の、おふくろの味なんすよ」。そう笑顔を見せるのは代表の砂川省吾さん(52)。1972年に父俊夫さん(80)が市大川でコーヒー専門の卸売業を始め、店舗2階で母シズ子さん(76)が「UCCパーラー」を切り盛り。94年の移転時に今の「珈琲(コーヒー)亭」となった。

 スープは豚骨と鶏がらをベースに、だし昆布とかつお節をふんだんに使用。自家製みそは、今も現役で厨房(ちゅうぼう)に入るシズ子さんが「見よう見まねで」義母から受け継いだ同店ならではの「母の味」だ。

 メニューは、ほど良い辛さが癖になる「甘辛みそそば」(大680円)などのそば類ほか、根強い人気の「みそ汁」(600円)や、ライスとスープ付きのハンバーグ、とんかつ、白身魚フライのランチ(850円)も魅力。自家焙煎(ばいせん)の本格コーヒーがセルフで味わえるのもうれしい。

 毎週日曜はメニューがそば類だけの「八重山そばの日」で、30円引き。日曜限定の新メニューもあり、ランチ時は学生や地元客でぎっしり。シズ子さんは「仕事が私の一生の宝。お客さんをみると疲れも吹っ飛ぶ。やってて良かったさ」とほほ笑み、省吾さんは「コーヒー屋だからできるサービスもやって、喜んでもらえたらいいね」と話した。(八重山支局・新垣玲央)

 【お店データ】石垣市登野城638の1。営業時間は午前11時〜午後5時。日曜は「八重山そばの日」。月曜定休。約40席。駐車場有り。電話0980(82)4002。