2017年(平成29年) 11月25日

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ダム工事現場に流れ弾、米軍の弾丸と結論 沖縄で射撃訓練を再開

 ことし4月に沖縄県恩納村の米軍キャンプ・ハンセン内の安富祖ダム工事現場で、米軍の銃弾とみられるものが見つかった事件で、沖縄防衛局は10日までに、発見されたのは米軍の弾丸2発だったとの調査結果を県に伝えた。一方、米軍は再発防止策の詳細を明らかにしておらず、近隣住民の不安払拭(ふっしょく)にはつながっていない。

米軍キャンプ・ハンセン内の安富祖ダムの工事現場で4月に発覚した流弾事件。沖縄防衛局は米軍の弾丸と結論(恩納村・安富祖ダム工事現場入り口)

安富祖ダム流弾事件の調査結果の概要

米軍キャンプ・ハンセン内の安富祖ダムの工事現場で4月に発覚した流弾事件。沖縄防衛局は米軍の弾丸と結論(恩納村・安富祖ダム工事現場入り口) 安富祖ダム流弾事件の調査結果の概要

 弾丸は長射程の7・62ミリ弾で海兵隊が長距離射撃訓練で使用するものと同タイプ。4月3日から5日の間にハンセン内射撃場で訓練に使用したものだという。

 調査がまとまったことから、米軍は4月以降中止してきた射撃場の使用を11月13日から再開する。米軍は再発防止策として①射撃場の運用規則の修正②発射方向の変更と発射方向を示す標識の位置変更―を実施したと明らかにした。

 一方、防衛局によると、運用規則の具体的な修正点や発射方向の見直しに関し、米軍は「運用に関わるため公表できない」としている。

 被害を受けた工事関係者への補償に関して、防衛局は「調査を踏まえ、適切に対応したい」としている。着弾地は米軍施設内で施設外への着弾はなかった。

 防衛局や恩納村によると今年4月13日、ダムの工事作業員が止めていた車両に傷が付き、近くに長さ数センチ、幅数ミリの銃弾のような物が落ちていた。同6日には現場にあった水タンクに穴が開き、タンクの中から同サイズの銃弾のような物が見つかっていた。

 米軍は射撃場の使用を中止し、同14日から調査を開始。今月8日に調査結果をまとめ防衛局へ報告した。

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