八重山の地域資源を生かしたウエディング関連商品を開発するアルル(石垣市、仲筋正和社長)は10日、島の歴史文化や祭祀(さいし)などを基に昨年開発したウエディングプラン「石垣島自然式『美ら結』」の関連商品を発表した。参列者向けのセレモニーやディナーイベントなどといったウエディング後のアフター商品を多彩にそろえた。15、16日に完成披露会とツアーを開き、来年2月から売り出す。

八重山の地域資源を生かしたウエディング商品を発表したアルルの仲筋社長(後列右)ら=10日、石垣市真栄里・アルル

 2014年度に経済産業省の地域資源活用事業計画の認定を受け、中小機構沖縄事務所の支援で進める「美ら結」プロジェクトの一環。

 本年度は平田観光(冨永若子代表)とウエディングプロデューサーの野村君代氏と共同開発し、同市平得の拝所・大阿母御嶽(ホールザーオン)の祭祀を担う神司の荻堂久子氏が協力している。

 商品は、島の料理人やアーティストを招くエンターテインメントをセットにしたカジュアルパーティーのほか、荻堂氏による御嶽での講話や聖地参拝後に恋にまつわる島の伝説をたどる観光プログラムなど。伝統サバニのサンセットクルーズやオーシャンビュースイート宿泊付きのディナーもある。カップルや小規模団体向けで、価格は調整中。

 平田観光の邊土名徹平副社長は「『美ら結』に華(はな)を添える魅力あるコンテンツ。八重山の人々の自然への思いや価値観を感じていただければ」。仲筋社長は「ウエディングの枠を超えて、幸せをキーワードとした石垣島の新たな観光関連コンテンツとして育みたい」と話している。