離島の急病人をヘリコプターで搬送する活動に取り組んでいるNPO法人MESHサポートが24日、新たに購入した医療用の飛行機を那覇空港で披露した。不特定多数から資金を募るクラウドファウンディングで集めた3500万円を使って買い取った。来年初めに運用を始めるとして新たな寄付も募っている。

新たに購入した飛行機の前で今後の運用について語るMESHの小濱理事長=那覇空港

 現在使っているヘリの活動範囲は半径50キロだったが、飛行機では600キロに広がり、代診の医師や転院の患者も運ぶ。寄付は3月3日から6月1日までに3600万円を集め、機体の購入費と内部の改造費用に充てた。

 患者も合わせて4人乗り。伊江島を拠点にするという。今後、パイロットや整備スタッフを確保するには年間で6千万円が必要なため、新たに運営資金の寄付を募り、自治体からの支援も受け付ける。

 小濱正博理事長は「これまでのノウハウと医療技術を駆使して離島に住む人の役に立ちたい」と話した。寄付に関する問い合わせは事務局、電話0980(54)1006。