【ニューヨーク共同】深刻な財政難に苦しむ南米ベネズエラで、国営のカラカス電力公社が発行した社債がデフォルト状態になっていることが、分かった。社債を管理する米国の信託会社が10日、9日までに利払いがなかったと公表した。

 ベネズエラ政府は2日、巨額の対外債務の再編について債権者らと交渉する方針を打ち出した。債権者との初会合は13日に首都カラカスで開かれる予定だが、国営の電力公社の不履行で債権者に不安が広がりそうだ。債権者が交渉のテーブルに着くかも不透明で、先行きは予断を許さない。

 ベネズエラは主要な収入源である石油の国際価格下落で財政難に陥っている。(共同通信)