鼻から吸って鼻から吐くヨガの呼吸法とゆっくりとした動きで顔の筋肉に刺激を与える「顔ヨガ」。顔のむくみやほうれい線の解消、脳の活性化にもつながると全国的に人気が広がっている。沖縄県内で、顔ヨガのインストラクターとして活動する森あゆみさん(41)に自宅でできる三つのポーズを紹介してもらった。(学芸部・豊田善史)

血行を良くしてリラックスさせる「くちゃくちゃ・ぱっ」。目鼻口を顔の中心に集めるポーズをする森あゆみさん

「口角ロック」。頬の肉を持ち上げて10秒間キープする

「おでこロック」の目を開くポーズ

血行を良くしてリラックスさせる「くちゃくちゃ・ぱっ」。目鼻口を顔の中心に集めるポーズをする森あゆみさん 「口角ロック」。頬の肉を持ち上げて10秒間キープする 「おでこロック」の目を開くポーズ

 顔ヨガを始める前にまず、鏡で正面から顔の口角やほうれい線、左右のバランスなどを確認する。続いて鏡を下に置き、天井が映るようにしてのぞき込む。すると重力によるたるみが現れ、10年後のイメージができる。逆に顔を天井に向け、鏡で顔を映し出すと、10年前のイメージとなる。顔ヨガで、10年前の顔を目指す。

 顔の筋肉は約60種類。それぞれが小さいので鍛えると即効性があり、1~2週間で効果が現れる。顔の血行やリンパの流れを良くすることで表情も明るくなり、顔の筋肉を鍛えることでボケ防止の効果も期待できるという。

 「三つのポーズは慣れるまで、鏡を見ながら確認するといい」と森さん。「朝と夜、2~3分を目安に行い、まずは1~2週間続けて違いを実感してほしい」とアドバイスした。

▽吸って吐き リンパ改善【くちゃくちゃ・ぱっ】

 (1)息を吸い、目を閉じて、目・鼻・口を思いっきり中心に集めて息を「シューッ」と吐く(2)息を吐き切ったら、目・鼻・口を「ぱっ」と開いて解放させる。

 肩に力が入らないようにするのがポイント。顔の血行促進やリンパの流れを改善する効果がある。

▽笑顔作ってむくみ解消【口角ロック】

 (1)上の歯が8本見えるように口角を上げ、笑顔をつくるイメージ(2)人さし指と親指で輪をつくって、たこ焼きを作るイメージで頬の肉を持ち上げ、10秒間キープする。

 ほうれい線やむくみなどの解消に効果がある。

▽目見開いてたるみ除去【おでこロック】

 (1)両手を額にあて、額が動かないように覆う(2)上下のまぶたに力を入れるようにして目を細める。目は閉じずに、まぶしいものを見る感じで10秒間キープ。(3)額を手で覆ったたまま、目の周りの筋肉だけを使い、目を大きく開いて10秒間キープ。

 ぱっちりした目や目の下のたるみに効果がある。