友好県省締結20周年記念事業で中国の福建省を訪れている県訪問団(団長・翁長雄志知事)は12日、福州市から高速鉄道でアモイ市に移動し、国際的なMICE施設である厦門国際会議センターやクルーズ船観光の拠点となる港のターミナルビル、年間1千万人を受け入れる観光地のコロンス島などを視察した。

厦門国際会議センターで関係者から説明を聞く翁長雄志知事(左)=12日、中国・福建省アモイ市(県提供)

 国際会議センターは延べ床面積12・7万平方メートル、地上17階、地下1階の大型MICE施設。ことし9月に習近平国家主席が出席し、新興5カ国(BRICS)首脳会議が開かれた。

 県は大型MICE施設の建設を進めており、翁長知事は「スケールの大きさに驚くが、沖縄もアジア全体をにらんでおり、しっかりとしたものを造らないといけないという決意、負けないぞという気持ちになった」と話した。

 表敬訪問や視察などの日程を終え、13日帰任する。今回の福建省訪問を振り返り「福建省と沖縄の6百年におよぶ親戚付き合いの花が開く。福建省を通じ、アジアのダイナミズムを取り入れるつながりをつくりたい。一蓮托生(いちれんたくしょう)、運命共同体、ウィンウィンの関係でやれることをやりたい」と話した。