「沖縄建白書を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」などが、9月にスイス・ジュネーブで開かれる国連人権理事会で、翁長雄志知事による辺野古新基地建設問題についての講演を調整していることについて、翁長知事は26日午前、「沖縄の基地問題は世界の皆さんにも知っていただかないといけないので考えていきたい」と前向きに調整する意向を示した。シンガポールから帰任後、那覇空港で記者団に対し述べた。

「辺野古新基地は造らせないということでは、あらゆる手段を取る」とあらためて強調した翁長雄志知事(左)=26日午前7時、那覇市・那覇空港国際線ターミナル

 翁長知事は「選挙期間中から、基地問題でらちが明かない場合には国際連合で訴えていきたいという話をしていた」と説明し、日程などを確認し、あらためて発表するとした。

 また、名護市辺野古への新基地建設で、国が本体工事の着手に向けた護岸の設計図を県に提出したことについて、翁長知事は「辺野古新基地を造らせないためにあらゆる手段を取るという考えの中から、ひとつひとつ対処していきたい」と述べ、協議書の受理や対応については担当部署などと確認後に判断するとした。