【八重山】与那国水産加工(東郷清龍代表)は24日、与那国島で漁獲されたまぐろを使った「石垣のおだし まぐろ」が食品の味を審査する国際味覚審査機構(iTQi)の優秀味覚賞を受賞したと発表した。

受賞メダルを披露する与那国水産加工の東郷代表(右)と小島達也営業担当=石垣市宮良、同社

 同製品は、与那国島の漁師が一本釣りしたマグロを乾燥し、粉砕。石垣島の海水のみで製塩した「石垣の塩」や波照間島産黒糖などをブレンドしたうま味調味料無添加の本格粉末だし。

 従来品の「まぐろのおだし」(100グラム、税別1千円)と製品は同じだが、使いやすいように3グラムの1パック、8包みにして販売している。

 優秀味覚賞は3段階評価で同製品は著名なシェフやソムリエからなる審査員の7~8割が「おいしい」と評価した一つ星を受賞。

 好漁場ながら、島外搬送ができず未利用魚になっていた与那国島のマグロ、カツオを加工し、2010年に商品を開発した。東郷代表は「世界に認められた味覚を多くの人に味わってほしい。与那国の発展につながる製品を今後も開発していきたい」と語った。

 iTQiホームページによると、本年度の優秀味覚賞の審査対象は1562品で、日本製品193品が受賞した。

 「石垣のおだし まぐろ」は希望小売価格600円(税別)。姉妹品の「かつお」(同500円)もある。南ぬ島石垣空港や石垣市内のお土産店、わしたショップなどで販売している。