【森田のりえ通信員】10月30日の「世界のウチナーンチュの日」イベントが10月26日夜、ロサンゼルス近郊のトーレンスカルチャーアートセンターで行われた。沖縄から、詩人で演出家の平田大一さん率いる10人が訪米。沖縄県が主催し、北米県人会が協賛、芸能部が賛助出演した。会場いっぱいの約300人の観客が訪れ、大盛況だった。

豊年祭の様子を再現した演出もあり、盛り上がったロサンゼルス公演=トーレンスカルチャーアートセンター

 若者による空手、民俗芸能、エイサーなどを取り入れたダイナミックな踊り、三線、琉球国祭り太鼓などが観客を飽きさせることなく繰り広げられた。圧巻は、八重山地方に伝わる豊年祭。「ツナヌミン」では、20人の若者が担ぐ板の上で東西の大将が、鎌や長刀を手に勇壮な演舞を披露した。

 平田さんは「祭りは元来、演者と観客が一体になって楽しむもの。そうした発想から、舞台の上ではなく観客と同じ目線で演じた。祭りを通してウチナーネットワークを育て、文化を次世代につなぎたい」と抱負を語った。

 県人会のエディー・カミヤ会長は、海外初のパフォーマンスを支えたスタッフに感謝し「We love Okinawa。沖縄人であることに誇りを持っている」とあいさつ。県文化スポーツ統括監の山城貴子さんが、翁長雄志知事のメッセージを読み上げた。一行はブラジルでも公演。石垣市からロサンゼルスに留学している岩崎カンナさんも芸能団とブラジルへ行き、躍動的なマミドーマを披露する。