【久米島で知花徳和】小中学生が環境問題を調査研究する「沖縄こども環境調査隊2015」(主催・沖縄タイムス社、共催・沖縄美ら島財団)で久米島を訪れている隊員8人は初日の28日、「久米島ホタル館」周辺に生息する森の動植物と水辺の生物を調査した。臭い、大きさ、形、感触、色の五つのテーマごとに、結果を互いに発表した。

久米島ホタル館周辺の小川で生き物を採取するこども環境調査隊の隊員=28日、久米島町大田

 亜熱帯の気候に加え豊富な水資源があり、琉球列島の中でも独自の地殻変動を経てきた久米島には、多くの固有種が存在する。

 絶滅危惧種のコガタノゲンゴロウの幼虫がヤゴを食べている様子を観察した高村ゆず子さん(座安小6年)は「食物連鎖の流れを観察できてよかった。本島ではあまり見られない生き物に感動した」と話した。同館の佐藤直美さん(54)は「水辺と森の動植物の関わりを知ることは、地球環境全体の循環を知る良い機会」と、学習の意義を語った。