那覇市は13日、久茂地小学校跡地に建設を計画する新文化芸術発信拠点施設(新市民会館)に関するシンポジウムと説明会をパレット市民劇場で開いた。市民や市職員ら約140人が参加。城間幹子市長は「久茂地は公共交通の利便性が最も高い。交通弱者の利便性という観点からも最適」と述べ、理解を求めた。

新文化芸術発信拠点施設の整備計画の説明を聞く参加者たち=13日、那覇市・パレット市民劇場

(資料写真)休館している那覇市民会館=2016年10月

新市民会館の外観イメージ(那覇市提供)

新文化芸術発信拠点施設の整備計画の説明を聞く参加者たち=13日、那覇市・パレット市民劇場 (資料写真)休館している那覇市民会館=2016年10月 新市民会館の外観イメージ(那覇市提供)

 城間市長は同施設が文化芸術の振興、文化芸術を軸としたまちづくりの中核を担う施設だと強調。交通渋滞を懸念する意見には、一銀線の拡幅や久茂地橋交差点の改良を進めることで「渋滞を緩和できると考えている」と説明した。

 会場との意見交換では、市民ワークショップなどにも参加したという仲根建作さん(60)=市牧志=が「渋滞が懸念され、計画自体は反対。電柱地中化などワークショップで出ていた意見が反映されたのかも見えない」と指摘。取材に対し「渋滞解消できるのか疑問が残る。大ホール利用者の1600人が同時に外へ出ても大丈夫なのか」と不安視した。

 沖縄伝統舞踊保存会の会長を務める島袋君子さん(68)=市安里=は「市民会館が使えず、影響が出ている。演じる側としてはどこでもいいから、一日も早く整備してほしい」と訴えた。