鉄軌道の導入を検討する第2回沖縄鉄軌道技術検討委員会(委員長・兵藤哲朗東京海洋大学教授)が29日、沖縄県庁で開かれた。県交通政策課は5~6月に実施したパブリック・インボルブメント(PI)や県民会議などで、1万1571件の意見が寄せられたと報告した。

沖縄の公共交通の長期的将来像

 最も多く意見が寄せられた鉄軌道導入に向けた評価の視点として、「子どもや高齢者が利用しやすい環境づくり」「移動時間の短縮快適性」などが挙げられた。このほか、新たな公共交通システム導入による沖縄の将来像やルートに関する意見が多く寄せられた。

 計画検討委員会とプロセス運営委員会を経て、順調に進めば11~12月に複数ルート案を設定する予定。一方で、兵藤委員長は「ルート、需要、採算など膨大な作業だが、慎重に進めないといけない」と指摘している。

 県側もルート案は重要なテーマとして丁寧に議論する意向を示すなど、期間が延びる可能性もある。