宮古島市で3歳女児が継父(21)による虐待で死亡した事件で、沖縄県子ども生活福祉部の金城武部長らは29日、県庁で会見し、「子どもを守れなかったことを大変申し訳なく思っている」と陳謝した。

女児虐待死を受け陳謝する沖縄県幹部ら=29日、県庁記者会見室

 コザ児童相談所が4月27日に虐待事案として指導や調査を始めてからの経過などを説明。親の同意を必要としない職権による一時保護を6月16日に決めながらも、宮古島への転居などで実現せず、虐待による死亡を防げなかった。

 県によると、4月27日までに、4人きょうだいのうち長男(4)と、死亡した長女(3)には継父による身体的虐待が認められた。長女はつねられたほか、大便をもらしたことで叱られ、しつけ名目で食べさせられたこともあったという。

 一方、逮捕された継父が「口の辺りを殴った後、暴行を加えて倒した」という趣旨の供述をしていることが29日、分かった。捜査関係者によると「(亡くなった長女と)代われるなら、代わってあげたい」とも供述。一方、遺体の広範囲に多数の打撲のような痕や手足にやけどのような痕も確認され、日常的な虐待の疑いも強まっている。