ヒトの骨200余のうち首の骨は七つある。キリンは首が長いだけに多くの骨がありそうだが、七つしかない。反対に首がないように見えるシロイルカの首の骨も七つだ。「全ての哺乳類の首の骨は七つ」と思いそうだが、実は違う。

哺乳類の骨の数はいろいろ。写真はヒトコブラクダ(全身骨格)

 一方、肋骨(ろっこつ)の数(片側)はラクダが12本、サイが18本、アフリカゾウは20本。こちらは「みんな違う」と思ったらこれも早計だ。

 規則性があるところ、規則性のないところ、進化の歴史が何らかの意味をもって今につながっているはずだ。大哺乳類展で展示中の生き物の各部の骨を数えて一覧表にしたら、それだけで十分自由研究になる。やってみないか。(県立博物館・美術館主任学芸員・山﨑仁也)