りゅうぎん総合研究所(池端透社長)とおきぎん経済研究所(出村郁雄社長)は30日までに6月の県内景況をそれぞれ発表した。百貨店売上高が14カ月連続で前年を上回るなど消費関連が好調、観光関連も引き続き好調が続き、建設関連もおおむね好調だったことから、りゅうぎんは「拡大の動きが強まっている」と10カ月連続、おきぎんは「拡大している」と17カ月連続で判断を維持した。

■「拡大が強まる」 りゅうぎん総研

 【消費関連】百貨店売上高は、催事や改装効果により前年同月比10・8%増となった。衣料品は夏物商材が堅調に推移。品目別にみても食料品、衣料品、家庭用品・その他、身の回り品、全ての項目で増加した。

 【建設関連】公共工事請負金額は国発注工事が大幅に増加したことから3カ月ぶりに前年を上回った。建設受注額は民間工事の受注増から2カ月連続で前年を上回った。

 【観光関連】県内主要ホテルは稼働率、売上高、宿泊収入、宿泊客室単価がいずれも前年を上回った。主要観光施設入場者数は16カ月連続で上昇した。

■「拡大している」 おきぎん経済研

 【消費関連】家電卸出荷額は冷蔵庫、洗濯機など白物家電の売り上げが好調だったことで15カ月ぶりに前年同月を上回った。新車販売台数は軽乗用車需要の減少などで2カ月連続で減少した。

 【建設関連】沖縄自動車道関連工事や那覇空港滑走路増設工事などで公共工事の請負金額が増加した。生コンクリートは3カ月連続、セメントの出荷量は6カ月連続でともに減少した。

 【観光関連】観光客数は33カ月連続で伸長、うち外国客は56・2%と大幅に伸びた。ホテル稼働率はシティー、ビジネスで上回り、リゾートは2カ月ぶりに減少した。