【東京】翁長雄志知事は31日午前、首相官邸で菅義偉官房長官と会談した。会談後に記者団の取材に応じた翁長知事によると、沖縄防衛局が県に提出した名護市辺野古の新基地建設に向けた事前協議書の取り下げを求めたが、菅官房長官は応じない姿勢を示したという。

翁長雄志・沖縄県知事(左)と菅義偉官房長官

 また、埋め立て承認手続きに法的瑕疵(かし)があったとする第三者委員会の報告書を踏まえ、知事が「これをベースに議論をしたい」と訴えたが、官房長官は県から既に埋め立ての承認を得ていることなどを説明し、話し合いは平行線で終わった。

 一方、官房長官は8月7日に2016年度の予算要求で知事が上京する際、安倍晋三首相が会談に応じることを正式に伝えた。