ラーメン好きの小浜祐敏(まさとし)さん(41)が、食べ歩きと独学でたどり着いたあっさり豚骨ラーメンを出している。看板の「まるはまラーメン」(650円)は豚骨や鶏がら、日高昆布がベース。スープを口に含むとうまみが広がり、ほのかな甘みが残る。

くさみのないあっさりスープのまるはまラーメン

現在は1店鋪だが、増やしていきたくて小浜さんは「名護店」と名付けた=名護市大中

まるはま名護店の場所

くさみのないあっさりスープのまるはまラーメン 現在は1店鋪だが、増やしていきたくて小浜さんは「名護店」と名付けた=名護市大中 まるはま名護店の場所

 こしがある特注の中太麺、肉厚のチャーシュー、かつおだしで煮込んだ卵、香り高いメンマ。どれも存在感があり、丼のどこにはしを運ぶかで全く違う表情が楽しめる。卓上のこしょうでピリッと、酢でまろやかに、と七変化を楽しんでいるうちに食べ終わっている。

 ラーメンと人気を二分するのは「まぜそば」(750円)。スープはなく、かつおと昆布だし、それにニンニクで軽く風味をつけた和風のたれが麺の下に隠れている。

 上にはひき肉やメンマ、ネギ、卵の黄身、のりが満載。全部をひたすら混ぜて食べる。

 ランチ限定の「島豆腐のスンドゥブ」(750円)は熱々、キムチの辛みも効いていて冬場にお薦め。並盛りでも多めの麺やライスは「たっぷり食べてほしい」と、大盛りも無料だ。

 川崎市出身の小浜さんは「名護ムーク」。

 横浜市で10年間レストランバーを経営した後、妻の故郷で1年半前に店を出した。食文化の違いに驚く日々だという。

 「考えたら沖縄料理というカテゴリーはあるけど、神奈川料理、北海道料理とは呼ばない。それだけ独特な食文化に触れられるのが楽しい。勉強して、いずれメニューに取り入れたい」と話した。(北部報道部・阿部岳)

 【お店データ】名護市大中1の5の10。営業時間は午前11時半~午後2時半、午後6時~午前0時。日曜定休。駐車場2台。電話0980(54)5220。