【滋賀県で伊禮由紀子】第39回全国高校総合文化祭(主催・文化庁など)は最終日の1日、放送の朗読部門で那覇国際高校3年の中山優花さん(17)が最高賞に当たる優秀賞を獲得した。優秀賞は144人中8人に贈られた。

中山優花さん

エイサーに三線を織り交ぜた演奏で観客を魅了するコザ高校吹奏楽部=1日、滋賀県守山市民ホール

中山優花さん エイサーに三線を織り交ぜた演奏で観客を魅了するコザ高校吹奏楽部=1日、滋賀県守山市民ホール

 朗読したのは、池上永一さんの小説「バガージマヌパナス わが島のはなし」で、八重山地方を舞台にユタになると決めた少女が修行を重ねる物語。主人公の親友である老女が、海辺で自らの老いを嘆く場面を朗読した。中山さんは「セリフが長い場面だったが、登場人物の気持ちが伝わるように意識した。優秀賞と聞いてびっくり」と話した。

 吹奏楽部門では、コザ高校吹奏楽部52人が出場。「ハイサイおじさん」や「安里屋ユンタ」をアレンジした曲など3曲を演奏し、会場を沸かせた。三線にエイサーを織り交ぜた盛り上がる楽曲で、客席から自然と手拍子が出た。

 コザ高3年の玉城菜々子部長は「沖縄らしさを出せる演奏ができて楽しかった。バッチリです」と充実した表情だった。

 来年の全国高文祭は、広島県で行われる。