【粟国】粟国-那覇を結ぶ第一航空(大阪府、西川昌伸社長)が運航する新機体、バイキング式DHC-6-400型(通称・ツインオッター)が2日、就航した。定員は従来の約2倍となる19人。粟国空港仮設ターミナルで開かれた就航セレモニーで新城静喜村長は「島を訪れる観光客が増え、村全体の振興発展に大きく貢献することを願う」と期待を込めた。

ツインオッターの就航を記念し、テープカットする新城静喜粟国村長(右から2人目)や第一航空の西川昌伸社長(中央)ら=粟国空港

 機体には村のキャラクター「アニーちゃん」が描かれ、カラフルなデザイン。那覇-粟国を約25分で結び、1日3往復する。

 従来のアイランダーは9人乗りで、搭乗者に限りがあったため、島内の子どもたちが部活で島外の大会に出場する際は、複数の便に分けて移動するなど不便もあった。ツインオッターの導入で、島民の移動の利便性や、観光振興の両面で改善が見込まれる。

 セレモニーで西川社長は「より多くの人に島を体験してもらいたい」とあいさつ。定住環境の向上など離島振興に取り組む県企画部の謝花喜一郎部長(稲福具実統括監代読)も「住民が安定的に利用でき、観光客の増加も見込まれる」と期待した。

 伊禮美倖(みこ)さん(6)と新城希帆(きほ)さん(4)は操縦士へ花束を贈呈。伊禮さんは「前の機体より大きくて、早く乗ってみたい」と声を弾ませた。

 ツインオッターは、2014年度に国と県が補助し2機を19億6668万円で購入。もう1機は10月をめどに石垣-波照間、石垣-多良間で就航する予定。

 前機体のアイランダーは7月31日で運航を終えた。