【森田のりえ通信員】北米沖縄県人会(國吉信義会長)は7月12日、ロサンゼルス市郊外ウィティテヤー・ナローズ公園で夏季恒例のピクニックを開催し、会員の家族や友人など約700人が交流を深めた。

ピクニックを楽しんだ(左から)惣領泰則さん、バンジョー・アイさん、國吉会長=ロサンゼルス市郊外

 若者によるダイナミックな琉球国祭太鼓の演奏で華やかにスタート。國吉会長は「はいさい、ぐすーよー、ちゅーうがなびら」と沖縄語で元気よく呼び掛け、この日のために準備した多くのボランティアの人に感謝し、最後まで楽しんでくださいと英語であいさつした。

 沖縄系のコビナ市長もゲストで参加。続いて沖縄伝統芸能の踊りに民謡、太鼓、カラオケ、ハワイアン音楽などが次々と披露された。今回は特別に沖縄ではただ1人のバンジョー奏者でシンガー・ソングライターの「バンジョー・アイ」さん=南城市出身=とエイサー曲ミルクムナリの編曲者の惣領泰則さん(62)=富山県出身=が参加し、ピクニックに花を添えた。惣領さんは沖縄に移住して12年、沖縄以外に住む気はないというほど、ウチナーンチュ・スピリットに魅せられている。

 県人会のピクニックで初めて金武町の獅子舞がお目見えした。金武町人会長の仲田均さん(62)の指導により、琉球国祭太鼓の若手メンバーが4、5回の練習で習得。ステージの上だけではなく芝生に下りて、怖がって逃げ回る子供たちを追い掛け、会場を笑いに巻き込み、大いに盛り上げた。

 中盤には奨学金の授与式が行われ、選ばれた優秀な生徒5人が奨学金を受け取った。國吉会長は「将来、学業を終え、仕事に就いても県人会のことは忘れないでほしい。成功したあかつきには県人会に援助してほしい」と抱負を語った。

 ゲームや男女対抗の綱引き、最後はハワイで生まれた沖縄盆ダンスでピクニックを締めくくった。