サッカーの明治安田J3は2日、各地で第24節が行われた。6位のFC琉球は県総合運動公園陸上競技場で12位のYSCC横浜と対戦し、2-1で勝利した。通算成績は10勝5分け8敗で勝ち点は35。順位は5位に浮上した。

FC琉球-YSCC横浜 後半ロスタイム、ゴール前の競り合いから、勝ち越しのシュートを決めて喜ぶFC琉球の才藤龍治(右)=県総合運動公園陸上競技場(長崎健一撮影)

■ロスタイム 才藤弾 最後の交代枠 ズバリ

 勝てば10勝目の琉球が、開幕戦で苦杯をなめたYSCC横浜をロスタイムの決勝ゴールで下し、今季3度目の2連勝を飾った。後半40分に途中出場し、チームを勝利に導いたFW才藤龍治は「何が何でも点を取るつもりだった。残り時間でワンチャンスはあると信じていた」と、劇的勝利の喜びをかみしめた。

 1-1で迎えた後半40分、琉球の薩川了洋監督は最後の交代要員としてFW登録された才藤龍治を投入した。DFから前線までこなすオールラウンダーだ。

 後半ロスタイム2分、FW中山悟志の球足の低いクロスに反応した才藤が、相手のマークを振り切って飛び込む。ボールを右足で押し込み、ネットを揺らした。大学の同級生で、最少失点に抑えたGKの今野太祐は「何かやってくれると信じていた」。盟友の期待にも応えた決勝弾だった。

 チームはこれで5位に浮上。2得点に絡んだ中山は「勝てたことがすべて。一戦一戦を大事に戦い、1つでも上の順位にいきたい」と表情を引き締めた。(花城克俊)