県立南部医療センター・こども医療センター(我那覇仁院長)が1日、超低体重出生や先天性心疾患など重度な患者に対応するNICU(新生児集中治療室)の病床を、12床から18床に増やした。病状が落ち着いた後に移されるGCU(新生児治療回復室)を18床から12床に減らすことで6床分を確保する。

 同センターの8月以降の病床数はNICUとGCUが18床と12床。NICUの病床数は中部病院の12床より多くなり県内で最多となる。NICUは患者1人に3人が対応するため看護師は計9人増え、収益の増加も見込まれる。

 センターによると、中北部や県内の離島、鹿児島県などから搬送されるハイリスク児は近年、増えている。我那覇院長は「より重症の子どもの治療に対応できるようになり、沖縄県の周産期医療に貢献できる」と効果を説明した。