国内外の演劇作品が勢ぞろいした2015国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ「りっかりっか*フェスタ」が2日、閉幕した。7月25日からの期間中、東京や那覇市、宜野座村などに設けられた25会場では、17カ国の38作品が上演され、1万2000人が足を運んだ。

神秘的な音楽に乗って、舞台狭しと動き回る展開で観客をくぎつけにしたスコットランドの「タイガーテイル」=2日、那覇市おもろまち・市職員厚生会厚生会館(古謝克公撮影)

 最終日に那覇市内の会場で行われた「タイガーテイル」は、スコットランドから参加した。確執を抱える家庭に型破りなトラが現れたことで、家族同士が絆を築くというストーリー。刻一刻と照明が切り替わり、バイオリンや鍵盤ハーモニカなど、バラエティーに富んだ音色が流れる中、3人の役者が一糸乱れぬ踊りを披露した。

 締めくくりには、天井につるされたバケツから大量のピンポン球が落ちてくる仕掛けも。訪れていた親子連れが拾い上げたり、バケツに投げ入れたりしていた。うるま市から訪れていた保育士の又吉明子さん(35)は「型にはまらない演出が面白かった。言葉がなくても、十分楽しめた」と話していた。