シンガポールのLCC(格安航空会社)、ジェットスター・アジア航空は17日、那覇-シンガポール(チャンギ空港)で新規就航した。運航は月、金、日曜の週3往復で、同区間としては初の定期便。チャンギ空港は世界380都市と結ばれているため、各国から沖縄へ観光客を呼び込めるようになる。機材は180人乗りのエアバスA320で、飛行時間は約5時間。

那覇-シンガポール便の新規就航を祝うジェットスター・アジア航空のバラタン・パスパティCEO(右から3人目)ら=17日、那覇空港国際線ターミナル

 運航するのは、シンガポールを午前1時50分に出発し那覇へ午前8時に到着する便と、那覇を午前8時55分に出発しシンガポールへ午後1時15分に到着する便(いずれも現地時間)。シンガポールに東南アジアやオーストラリアからの便が着くのは夜間が多いため、那覇への出発時間を未明に設定することでスムーズに乗り換えられるという。

 那覇空港国際線ターミナルでは同日、就航記念式典があった。ジェットスター・アジア航空のバラタン・パスパティCEOは「2017年に『世界の安全なLCCトップ10』に選ばれた。低価格でも業界最高基準の安全を守る」とあいさつ。ルイ・タックユー駐日シンガポール大使は「16年に日本を訪れたシンガポール人は10人に1人以上で、13年の2倍。ことしはもっと増えるだろう」と期待した。

 世界各都市と結ばれた一大ハブ空港のチャンギ空港には16年、週7千便が乗り入れた。ことし10月末には第4ターミナルが完成し、最大受け入れ人数は年間8200万人に増えた。10年後には第5ターミナルが完成し、年間最大1億5千万人を受け入れられるようになるという。