【東京】携帯電話販売やモバイル関連システム開発のITX(東京)が、海外からの観光客が伸びている沖縄など国内の観光地で、同社が開発した多言語映像通訳サービス「みえる通訳」をPRしている。県内では1月から、美ら海水族館や商業施設、ホテルなど5社が取り入れている。外国客、導入施設の担当者が端末上に映る通訳を通して、その場でコミュニケーションができ、円滑な案内につながっているという。

那覇市のエンタメ施設・ハピナハでも活用されている「みえる通訳」(同社提供)

 通訳がいるコールセンターとつないだ電話を、外国客と導入施設側が、交互に使って内容を伝えるのが従来の通訳サービス。同社はすでに開発していたタブレット端末上でのウェブ会議システムを応用することで、コミュニケーションの簡略化を実現し、メリットに挙げる。

 日本での生活経験が豊富なネーティブの通訳が画面に登場し互いの表情を見ながら、商品の案内、観光ガイドの内容を訳すため、安心して相談できる。端末と通訳を15秒以内でつなぐ速さも特徴という。英語、中国語、韓国語は24時間対応で、来日が増えているタイ人やロシア人にも対応している。

 同社ソリューション事業本部の小野宏之マネージャーは「外国客が安心して旅行、買い物ができれば、沖縄の外国客もさらに増える」とメリットを説明。県内での端末稼働数は19だが、年内に100を目標にしている。問い合わせは同社、電話03(6831)6990。ウエブサイトでもサービスを案内している。