国の2016年度概算要求を控え、県は3日、庁議を開き、引き続き3千億円台の沖縄振興予算の確保を求めるなど国庫要請の内容を決めた。

 翁長雄志知事らが5日に上京し、7日までの間、安倍晋三首相や自民党本部を訪ねる。国政与党の公明党本部や、県選出の国会議員などに支援も求める方針。

 那覇空港第2滑走路建設事業と沖縄科学技術大学院大学の拡充にかかる予算は、沖縄振興の施策展開へ影響が出ないよう、3千億円とは別枠での計上を求める。

 沖縄振興一括交付金については、公共投資交付金(ハード交付金)の増額を求める。沖縄都市モノレールの延伸にかかる用地取得のめどが立ったことから工事の本格化に向けた整備事業費や、17年度に開院予定の新県立八重山病院の建設費用などの事業に対応する。

 特別推進交付金(ソフト交付金)は本年度並みとした。

 鉄軌道は、早期の導入に向けて関連費用の計上を求める。

 ハード交付金を除く投資補助金では、公立学校の耐震化を促進する学校施設環境改善交付金などの所要額の確保を求める。