次世代のITリーダー育成に取り組むRyukyufrogs(琉球フロッグス、比屋根隆理事長)は4日、フィリピンのセブ島で英語とプログラミングを学べる学校を運営するネクシード(高原大輔代表)と共同で海外留学奨学金制度を設立した。9月から12週間、県内の大学生2人を無償で同校に派遣する。毎年、数人を留学させ、国際的に活躍できる人材育成につなげる。

(右から)ネクシードの高原代表、照屋さん、嘉手苅さん、比屋根理事長=4日、沖縄タイムス社

 ネクシードは、アプリ開発を手掛けるギークス(東京)が2013年に設立。公用語が英語で、日本に比べて物価の安いフィリピンで日本人の留学を受け入れている。

 琉球フロッグスは県内IT企業が中心となって、2009年から毎年県内の学生を米シリコンバレーに派遣している。留学するのは、昨年8月に米シリコンバレーにも派遣された名桜大1年の嘉手苅ひなさん(18)、沖国大1年の照屋夏希さん(18)。

 9月21日から12月11日まで集中的に英語とプログラミングを学ぶ。受講費用160万円は全額ネクシードが負担する。

 4日、沖縄タイムス社を訪れた嘉手苅さんは「世界で活躍できる日本人になるとの目標に近づけると確信している」、照屋さんは「自分のために巡ってきたチャンスだと思った。新たな一歩を踏み出したい」と意気込みを語った。

 高原代表は「沖縄から世界に羽ばたける人材を育てたい」と述べた。