戦争の記憶や平和への思いを受け継ごうと、糸満市内の小中学生21人が5日、広島市を訪れ、原爆投下の歴史的な背景や被害状況などを学んだ。糸満市平和ガイド育成事業の宿泊研修の一環で、6日の平和記念式典にも参列する。この日、平和記念資料館を訪れた子どもたちは、焼け焦げた服など展示物を撮影したり、ガイドの話にメモを取ったりして、原爆のすさまじさを学んでいた。

ガイド(左)の話を聞きながら爆心地の模型を見る糸満市の子どもたち=広島市・広島平和記念資料館

 そのほか、原爆ドームや旧日本銀行広島支店、袋町小学校平和資料館などの被爆建物もそれぞれ訪れ、いまだに残る原爆の爪痕に見入っていた。

 高嶺中学校1年の金城凛君は、「沖縄で、事前に被爆者の方から話は聞いていたが、こんなにすさまじいものなのかと驚いた。家族や友人にも伝え、二度とこんなことが起こらないようにしたい」と語った。(島袋晋作)