総務省沖縄総合通信事務所は20日、琉球放送(RBC)とラジオ沖縄(ROK)に、AM放送をFM放送でも流す「FM補完放送(ワイドFM)」の開局について予備免許を交付した。両社は同日正午から試験放送を始め、12月16日に開局することを明らかにした。

予備免許交付式後に記者会見する(右から)久恒達宏・沖縄総合通信事務所長、濱田建三・琉球放送社長、森田明・ラジオ沖縄社長=20日、那覇市の同事務所

(資料写真)琉球放送

(資料写真)ラジオ沖縄

予備免許交付式後に記者会見する(右から)久恒達宏・沖縄総合通信事務所長、濱田建三・琉球放送社長、森田明・ラジオ沖縄社長=20日、那覇市の同事務所 (資料写真)琉球放送 (資料写真)ラジオ沖縄

 同事務所によると、周波数はRBCが92・1メガヘルツ、ROKが93・1メガヘルツ。国頭村や東村、大宜味村などを除く本島の約46万6千世帯が対象区域となる。RBCの濱田建三社長は「都市型難聴の課題解消になる」、ROKの森田明社長は「地域に根差し、災害に強い放送を目指す」とそれぞれ抱負を語った。

 ワイドFMは、AM波が届きにくいビルやマンション内の難聴対策や外国波の混信対策のため、AM放送の内容をFM放送でも流す事業。災害時の放送にも強くなるため、同省が2014年から全国の放送局に推進してきた。

 同事務所の久恒達宏所長は「うれしい日を迎えた。高音質で、家の中でもしっかり聞こえるラジオになる」と話した。