◆ニーズを確信、気軽に利用してほしい

 このジムを運営するのは、不動産オークションシステムなど情報通信業のワイズバンクだ。情報通信の会社が、どうしてジムを手がけるのか? 代表の奥浜正樹さんに聞いた。

上半身を中心に鍛えている奥浜代表。

―奥浜さんは、筋トレのヘビーユーザーでしょうか。

 「いえ、高校の部活以来なので筋トレは20年ぶりくらい。久しぶりですが、いいものですね。今では毎週、ここで汗を流すようになりました」

―きっかけは何ですか。

 「この事業は、友人との会話がきっかけ。友人は専任トレーナーと食事指導付きのジムで結果を出し、体格維持のために一般のジムに通っていますが、『器具の待ち時間が長かったり、軽い重りだと恥ずかしかったり。ちょっとしたことだけどね』と不便さを感じていました」

 「まず、筋トレとは無縁なタイプの友人がジムに通うほど、県内で健康や体づくりの意識が浸透していてることに驚きました。そして、その不便さは多くの人の悩みではと思いました。アンケートをとり、ニーズを確信しました」

日差しが入る部屋は、ヨガやキッズルームで使用

―時間貸し・完全個室は、そのためですね

 「周りの目を気にせず、自分のペースでトレーニングができるのが最大の特長です。ダイエット成功後、その体型を維持するために利用してほしい。好きな音楽を掛けながら、自分の時間で、自分に必要な器具を使って、無理せずに継続した筋トレが理想です」

 「利用時間も朝6時~午後11時と長く、

筋トレ、シャワー浴びて出勤する会員さんも

出勤前に軽く汗を流す会員もいます。私が毎朝掃除しているので、部屋は清潔です」

―会員はどれくらいでしょうか

 「始まったばかりで、人数はまだまだ…。友人や家族と幅広い客層が利用しています。法人契約も勧めています。コミュニケーションに加え、目標を一つ一つクリアすることで自信が付きます。筋トレほど目に見える成果はありません」

 「料金は何人で使っても変わりません。2人や3人で割り勘して、定期的に利用するのが、経済的にも筋肉的もお得ですね」

―県内50店舗が目標だとか。

 「1号店がここ(那覇市天久)で、2号店は那覇市首里儀保に12月オープンします。儀保店はアパートの一室ですが、広さや設備は天久店と変わりません。空き部屋は多いので、物件には困りません。沖縄全域に展開すると、利便性が高まります。ちょっとの空き時間に、『よしっ、筋トレしていくか』と手軽に利用してもらえば最高ですね」

◆2号店オープンへ資金募る

 ワイズバンクは、2号店オープンの資金の一部をクラウドファンディングで募っている。支援は沖縄タイムス社のクラウドファンディングサイト「Link-U(リンクユー)」から受け付けている。目標金額は50万円で、締め切りは11月いっぱい。【沖縄タイムス+編集部】