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  • 外国人観光客のレンタカーに張る専用ステッカーを作製、普及へ
  • 全国の協会の中で沖縄が初。日本人運転者に配慮を促し事故を防ぐ
  • 約2900件の事故があり、標識や慣習の違いで国内客より高い事故率

 県内29社が加盟する県レンタカー協会(白石武博会長)は、外国人観光客が運転するレンタカーに張り付ける専用のマグネットステッカーを作製し、本格的な普及に乗り出す。全国のレンタカー協会では初の取り組みで、早ければ今月から使用を始める。外国人観光客が急増する中、日本の交通ルールに不慣れな外国人ドライバーを周知。県民を含む日本人ドライバーに配慮を促し、事故防止や抑制につなげたい考えだ。(久高愛)

「外国の方が運転しています」マグネットステッカー

 マグネットは白い四角形の中にピンクのハートが描かれ、中央に「外国の方が運転しています」との表記がある。協会会員のトヨタレンタリース沖縄が先行して同様のマグネットを使っており、協会もデザインを参考にした。

 マグネット作製は6月から検討を始め、会員間で協議を進めてきた。必要があれば、デザインや文言を改良する可能性もあるという。類似するマークの有無について、県警と相談中。問題ないと判断されれば、今月中にも協会のレンタカー延べ約7千台でマグネットが使われる。

 同協会によると、2014年度に沖縄を訪れた外国人観光客のレンタカー利用は約8万5千件に上り、13年度の約3万7千件から2・5倍に増えている。

 一方、軽微な物損事故を中心に約2900件の事故が発生。標識や運転慣習の違いから国内観光客に比べて事故率が高いと分析し、地図の多言語化や事故発生地域の紹介などに努めてきた。

 白石会長は「外国人観光客が増加する中、沖縄で初めて取り組むことに意義がある。先進事例として、全国的にも広がってほしい」と話している。