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  • 那覇空港の2ターミナルと2駐車場を結ぶ連絡通路の建設が始まる
  • 国内線と国際線は200メートル離れており、改善を求められていた
  • 総事業費13億円は県(一括交付金)と那覇空港ビル社が負担する

 那覇空港ビルディング(NABCO、兼島規社長)は、国内線、国際線の両ターミナルビル、新設する立体駐車場、大型バス駐車場の4施設を結ぶ、屋根付きの立体連絡通路を建設する。今月中にも着工し、来年6月からの使用開始を目指す。両ターミナルビルは約200メートル離れているが、日差しや雨風をしのげず、観光客などから改善を求める声が上がっていた。

那覇空港国際線ターミナルでバス乗り場に移動する観光客ら=2月、那覇空港国際線ターミナル

 通路は各施設の2階部分を連結し、観光客らの利便性を高める。総事業費は約13億円で、約7億4250万円は県の一括交付金を活用、残り約5億5750万円をNABCOが負担。担当者は「工事期間中に現在の通路が閉鎖されるなどの不便はない」とする。

 NABCOは観光客の負担を軽減するため、2014年5月から荷物を雨から守るレインカバーの無料配布や、国内線と国際線ビルを10分から15分間隔で往復する無料シャトルバスを運行してきた。バスの14年度の利用実績は4万272人。悪天候時には1日600人以上の利用があったが、距離的に歩いた方が早いと考える利用者も多く、抜本的な満足度改善にはつながらなかった。

 兼島社長は「今後も利用者の快適性と利便性を高めるため、施設整備はスピード感を持って対応していく」と話している。