沖縄銀行(玉城義昭頭取)は7日、2016年3月期第1四半期決算(単体)を発表した。市況の回復で、株式の売却益と投資信託の解約益が伸び、売上高に当たる経常収益は前年同期比12・7%増の103億3700万円だった。昨年度末までに大口債権の処理が進み、与信費用が大幅に低下。経常利益は前年同期2倍の35億4800万円となり、2期ぶりの増収増益だった。純利益は93%増の24億1400万円。

 本業のもうけを示すコア業務純益は22・7%増の27億2800万円。貸出金残高は増加したが、利回りの低下で利息収入は微減となった。一方、投資信託を解約し利益を確定したほか、役務取引等利益も伸長。預金保険機構への支払保険料が減少し費用も抑制した。

 貸出金残高(平均)は住宅ローンが好調な上、企業向け融資も増加し、4・6%増の1兆2889億円だった。預金残高(同)は個人、法人ともに伸び、3・7%増の1兆8641億円となった。

 不良債権残高は大口債権の処理が進み6・9%減の215億円。開示債権比率は0・19ポイント低下の1・64%だった。