大型で非常に強い台風13号は7日午後11時現在、西表島の南南西約140キロにあり、時速20キロで西北西に進んでいる。沖縄気象台は、石垣島地方が8日朝まで、与那国島地方は同日の昼すぎまで暴風への警戒が必要としている。石垣市登野城で午後10時45分に最大瞬間風速51・0メートルを記録。竹富町波照間でも同10時7分に49・5メートルを観測した。八重山地方は8日にかけて1時間50ミリの激しい大雨が降る恐れがある。

5階建てホテルの屋根ブロックが落ち、破損したレンタカー=7日午後6時半ごろ、石垣市八島町(比嘉太一撮影)

5階建てホテルの屋根ブロックが落ち、破損したレンタカー=7日午後6時半ごろ、石垣市八島町(比嘉太一撮影)

 中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速45メートル、最大瞬間風速65メートル。中心の北側240キロ、南側190キロ以内が風速25メートル以上の暴風域。北側600キロ、南側500キロ以内が15メートル以上の強風域。県内各消防や警察によると7日午後11時半現在、石垣島や宮古島、沖縄本島で男女4人が強風にあおられ転倒するなど軽傷を負った。

 石垣市新川で午後6時すぎ、ホテル従業員の60代男性が作業中に転倒し頭部を切った。同3時ごろ、石垣市八島町のホテルで外階段のコンクリート屋根が落下。停車中の車両に直撃し、フロント部分が破損した。

 宮古島市城辺では午前10時6分ごろ、60代男性が左肩を打撲。嘉手納町の70代女性が頭部に切り傷、豊見城市でも40代とみられる男性が脇腹を打った。同10時から伊良部、池間、来間の3大橋が通行止めになった。

 沖縄電力によると午後11時現在、石垣、宮古島、竹富、多良間の4市町村で6千戸が停電している。