台風13号が沖縄地方から遠ざかりつつある8日午前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前では、新基地建設に反対する市民ら約60人が、台風接近に伴い一時撤去していたテントを再設置した。

沖縄総合事務局の職員らが見つめる中、テントを再設置する市民ら=8日午前8時40分、名護市の米軍キャンプ・シュワブ前

 国道329号を管理する沖縄総合事務局の職員らが「許可なくテントを設置するのは道路法違反だ。ただちに撤去してください」と口頭で指導した。市民らは作業を続け、約1時間で再設置した。

 沖縄平和運動センターの大城悟事務局長は「(新基地建設を進める)国にできる限りの意思表示をしているだけ。やむなく緩衝地帯の緑地を利用している。道路や歩道に支障のないよう配慮している」と説明。「沖縄の未来を懸けた行動。国が辺野古を断念すれば即座に撤去する」と話した。