沖縄県宜野湾市と嘉手納町で介護・医療サービスを展開する「さんだん花」に23日、ソフトバンクの人型ロボット「Pepper(ペッパー)」10台が“入社”した。宜野湾市大山の統合医療センターで合同入社式があり、ペッパーは「たくさんの笑顔を咲かせたい。ゆたしくうにげーさびら」と流ちょうにあいさつした。

「さんだん花」に採用されたペッパー=23日、宜野湾市大山

「さんだん花」に採用されたペッパー=23日、宜野湾市大山

「さんだん花」に採用されたペッパー=23日、宜野湾市大山 「さんだん花」に採用されたペッパー=23日、宜野湾市大山

 慢性的な人手不足や職員負担の軽減策の一つとして、昨年6月にペッパーの採用計画を県に提出。今年7月、県経営革新計画に承認され、約2千万円の融資を受けて導入した。一度に10台の導入は日本介護業界で初という。高齢者向け住宅やデイサービスなど各部署に1台ずつ配置し、機能訓練や体操、レクリエーションなどで活用する。

 さんだん花の高里荘子代表取締役は「職員と同じ働きはできないが、1人の20%、5分でも仕事を引き受けてもらうことで、職員の負担の緩和になれば。笑顔を絶やさず、質を落とさずサービスを提供していくため、ペッパーを通じて成長していきたい」と話した。

 同社は今後、ソフトバンクと共同で介護・医療現場の需要に即したアプリケーションを開発する。