9秒でまるわかり!

  • 安保法案に反対する若者の全国的組織「SEALDs」が沖縄にも発足
  • 15日に記者会見、22日勉強会、23日に全国一斉行動(北谷で集会)
  • 辺野古や高江など米軍基地や自衛隊配備の是非も問題提起していく

 安全保障関連法案に反対する全国的な若者グループ「SEALDs(シールズ)」の県内組織として、「SEALDs琉球」が発足する。15日に那覇市内で設立記者会見を行うほか、独自のホームページ(HP)を開設し、安保法案反対のメッセージを発信する。

 15日に発表する声明文は、沖縄に米軍基地が集中する現状や沖縄が歩んだ歴史を踏まえ、「憲法や民主主義が沖縄に適用されているのか」を問い掛ける。

 シールズが全国一斉行動を行う23日は、北谷町美浜の観覧車前の広場で500人規模の集会を開く。22日は宜野湾市内で沖国大の佐藤学教授を講師に招いたサロン(勉強会)を行う。

 「琉球」を立ち上げる国際基督教大4年の元山仁士郎さん(23)=宜野湾市出身=は全国的なシールズの中心メンバー。県内の学生有志団体「ゆんたくるー」からの発案などを受け、設立に至った。

 元山さんは「安保をめぐる『本土対沖縄』の構図にこだわらず、日米安保が必要なら平等に基地負担すべきだと県外の無関心層に訴えたい」と強調。「琉球」の名称に込めた思いは「かつて琉球王国が掲げた万国津梁の精神の実現を目指したい」と話した。

 辺野古新基地や高江ヘリパッド(着陸帯)建設の反対についても世論に訴える。鹿児島以南から与那国までの琉球弧を一体に捉え、南西配備が進む自衛隊基地の是非も問題提起する考えだ。