【石垣】石垣市大浜で8日午後発生した突風について、石垣島地方気象台は9日、「竜巻の可能性はあるが特定には至らなかった」と発表した。

 同気象台は竜巻の特徴である「活発な積乱雲が通過中だった」として、住民証言から「激しい風はごく短時間」「ゴーという音の移動」を確認。一方、竜巻やダウンバースト(激しい下降気流)の特徴である、道路や壁、植物に見られる帯状、円状の痕跡が見られなかったとした。

 突風の強さを示す「藤田スケール」では、テレビアンテナなどの弱い構造物が倒れる「F0」と推定した。担当者は「情報を精査し、1週間をめどに報告書をまとめたい」と語った。

 8日の突風では、住宅の屋根の一部が飛ばされ、牛舎が30メートルにわたり全壊するなどの被害が確認されている。