県は10日午前、県災害警戒本部会議(議長・池田竹州基地防災統括監)を開き、台風13号の被害状況を報告した。先島や本島で3人が軽傷を負った。また、農水産業の被害額は中間まとめで約2億6284万円に上り、今後増える見通し。

県災害警戒本部会議で台風13号の被害状況を報告する各部局=10日、県庁

 県防災危機管理課によると、台風の影響で宮古島市、石垣市、嘉手納町で計3人が軽傷を負った。最大で7日午後11時に9世帯、11人が避難した。

 住宅被害は、与那国町で住宅の車庫の屋根が破損するなど、一部損壊が3件あった。

 住宅以外では、与那国町で神社の屋根瓦が一部破損。駐車中の車両1台が横転し、ブロック塀が倒壊した。石垣市では、ホテルの外壁が剝がれ、駐車中のレンタカーが2件破損した。

 県農林水産部によると、農林水産業の被害額は10日午前9時時点のまとめで約2億6284万円。内訳はサトウキビが約2億円、野菜や花きなどが約3616万円。畜産関係が約2635万円、林業関係が約33万円だった。水産業は調査中。いずれも石垣市、宮古島市、多良間村での報告で、竹富町と与那国町の被害額は引き続き調査している。

 学校関係では、石垣市の八島小学校で体育館の屋根が破損するなど、16の市町村立学校で被害が報告された。

 池田基地防災統括監は各部局に「引き続き被害状況の情報収集に努め、迅速で的確な対応をしてほしい」と呼び掛けた。