【国頭】県立博物館・美術館で開催中の「大哺乳類展」の関連イベント「夜のやんばるの森観察会」が8日、国頭村の与那覇岳登山道で催され、小学生から高校生まで18人が参加した。ヒメハブやヤンバルクロギリスなどさまざまな生き物と遭遇し、夜の森に「ここにもいた!」「初めて見た!」と驚きの声が響いた。

木の枝にゲジを見つけ、ライトを照らして興味深そうに眺める子どもたち=8日午後9時5分ごろ、国頭村の与那覇岳

 懐中電灯を手に、真っ暗な森を約1時間半、散策した。子どもたちは、ヤンバルマイマイやオキナワクシヒゲボタル、クロイワトカゲモドキなどと遭遇。次々と現れる生き物に驚きながら、持参したカメラで撮影した。

 とぐろを巻いたヒメハブを見つけた曽田琉惺君(兼城小5年)は「夜の森に入るのもヒメハブを見るのも初めて。興味があったので楽しかった」と大満足。姉の菜月さん(同6年)はヘビの抜け殻を手に、「いろんな生き物が見られたので来てよかった」と笑顔だった。

 案内した新星出版の村山望さんは「ここにしかいない生き物がいることを覚えていてください。これを機にやんばるの森に興味を持って足を運んでほしい」と話した。