【うるま】地域の大人と触れ合いながら地元の伝統を学ぼうと、津堅港周辺で4日、津堅子ども会の追い込み漁体験があった。津堅小中学校の高学年15人が、地元漁師の漁船に乗って昔ながらの漁を体験した。

大きな魚に歓声を上げる子どもたち=4日、うるま市勝連津堅島

 子どもたちが体験したのは、沖合で網を投入した後に漁師らが海に潜り魚を追い込む津堅島に古くから伝わる漁業法。子ども会の漁体験は4、5年前まで島の恒例行事となっていたが、ことし久しぶりに復活した。地元の漁師13人が協力し、子どもたちに漁の楽しさや難しさを伝えた。

 漁船で沖合に出た子どもたちは、漁師たちが手際よく網を投げ魚を追い込んでいく様子を見学。その後、海に入り海水浴を楽しんだ。ビーチなどの浅瀬とは違う開放感と海の美しさにはしゃぎ、笑顔を見せていた。

 陸に戻った子どもたちは、大人たちにうろこの剥がし方などを教わりながら魚を調理。新鮮な海の幸に舌鼓を打った。津堅中3年の具志川優梨さんは「漁師さんが魚を追い込んでいるところがかっこよかった。ぬるぬるした魚のうろこを剥がすのが難しかったけど、いい経験ができて楽しかった」と満足げ。津堅中2年の幸良優輝さんは「初めて魚をさばけた。これから先も体験漁が続いてほしい」と来年の参加が待ちきれない様子だった。